【ご入居者様へ】賃貸物件でも簡単にできる梅雨対策

こんにちは。業務推進課の橋本です。

 

新潟県も梅雨入りして、先週末よりジメジメした毎日ですが、皆様どうお過ごしでしょうか?

 

賃貸アパートやマンションは、油断しているとカビだらけになりやすいやすいので、この時期は特に注意が必要です。

またカビは適切な対策で予防することもできます。

 

今回は賃貸物件でも簡単にできる梅雨対策についてご紹介したいと思います。

賃貸物件でも簡単にできる梅雨対策

湿気が溜まりやすい部屋は?

アパートやマンションの1階は、上階と比べて湿気がこもりやすい場合があります。

1階に湿気がこもってしまう原因には、以下のようなものがあります。

 

地下からの湿気を取り込みやすく、外からの湿度の影響を受けやすい

 

1階の床面は地上に近い位置にあるため、地面が濡れているとその影響を強く受けてしまい、特に雨や雪が降った後は、地下や地面の湿気によって1階の湿度も高くなりがちです。

 

換気が不十分になりやすい

 

1階は空中階と比べて、防犯やプライバシーなどの観点から窓を開ける回数が少なくなってしまう傾向があります。
そのため換気が不十分になりやすいです。

湿気が溜まり易い場所は?

窓や玄関ドアを結ぶ「空気の通り道」から逸れる場所は湿気が溜まりやすいです。
浴室やクローゼットなどは湿気が溜まりやすく、「クローゼット内の布団などがカビてしまった」と、多くの方が困っていらっしゃいます。

 

簡単な湿気対策

 

家具の配置を考える

 

お部屋を広く使いたい!とついつい、家具を壁につけることが多いと思いますが、壁につけてしまうことで空気の流れをシャットアウトしてしまいます。
数センチ離すだけで十分ですので、ぜひ実践してください。

 

観葉植物や水槽などは過度に置かない

 

インテリアのアイテムとして観葉植物を置かれる方、観賞用に水槽を置かれる方がいらっしゃると思いますが、植物が放出する水蒸気や水槽から蒸発した水蒸気が部屋の中にたまります。
置かれる際は必要最低限をおススメします。

 

定期的な換気を行う

 

湿気対策で一番効果的なことは換気です。
お部屋内の窓を10センチ程度開け、キッチンや浴室の換気扇を回すだけで新鮮な空気がお部屋中に広がります。
また、クローゼットなどは外出時に開けっ放しにするなど定期的な換気を行うこともおススメです。

 

エアコンのドライ(除湿)機能

 

お部屋に設置されているエアコンは全自動で湿度調整を行ってくれますので、快適に過ごすことができます。
湿気は温度の低い場所に溜まる傾向もありますので、エアコンの除湿運転時はすべての部屋を開け、室内温度を一定に保つようにしましょう。

 

サーキュレーターを回す

 

湿気が溜まりやすい寝具の下に風向を向け空気の流れを作ります。
また、その風が換気扇に向かうようにするとより良いかと思われます。

 

重曹・新聞紙・木炭を置く

 

重曹

空き容器に入れて湿気が集まりやすいところへ。
湿気だけでなく、においも吸収してくれます。

 

新聞紙

丸めた新聞紙を部屋の隅へ。
室内干しをしている洗濯物の下は、特にオススメです。
ただし、湿気を吸い込んだ湿った新聞紙を放置しないように注意。

 

木炭

消臭剤としてよく使われる木炭ですが、除湿効果もあります。
重曹と同じく床に置いておくだけです。
こちらは長期間使えるので便利です。

まとめ

賃貸物件では建物構造や窓の配置などによって、湿気との関わり方が変わります。
物件それぞれに一長一短ありますので、今回ご紹介した方法を試しながらこれからの梅雨時期をお過ごしください。