【ご入居者様へ】賃貸物件での生ごみ保管方法(臭い・虫対策)

こんにちは、業務推進課の浅井です。

 

8月も下旬になり、すっかり暑さも和らいで過ごしやすくなりました。
今週は沖縄辺りにある台風の影響で、雨の日が多くなりそうですね。

 

この時期、ご入居者様のなかには、生ゴミの処理に困っている方も多いのではないでしょうか?

 

生ゴミは、適切な処理をせずに放置すると、悪臭を放ち虫を集めてしまい、自分だけではなく、周囲に迷惑をかけてしまうこともあります。

 

そこで今回のブログでは、生ゴミの正しい保管方法と臭いや虫対策をご紹介します。

賃貸物件での生ごみ保管方法

生ゴミを放置するとどうなる?

 

●腐敗臭がする

 

生ゴミを長期間放置すると、腐敗し、強烈な腐敗臭を放つようになります。
冬場は長期間放置していても、すぐに腐敗することはありませんが、夏場になると腐敗の速度は何倍にも早まり、1日で強烈に腐敗してしまうことがあります。
特に、魚介系の生ゴミや、水分量の多い生ゴミは、腐敗のスピードが他よりも早く、腐敗したときのにおいも強烈になるので注意しなければいけません。

 

●カビが繁殖する

 

生ゴミにはカビが繁殖するための条件がすべて揃っています。
そのため、生ゴミの中で細菌同様に一気に繁殖して数を増やしていき、細菌と混ざることで、より強烈なにおいを発生させます。
さらに、カビは細菌と違って、カビの胞子が空気中に舞いあらゆるところに付着し、さらに菌の数を増やしていきます。

 

●虫がわく

 

生ゴミの腐敗とカビの繁殖が進むと、今度はハエやウジなどの虫が湧いてきます。
とくに夏場になると、たった1日生ゴミを放置するだけでもたくさんの虫がよってきてしまいます。

細菌やカビの繁殖を抑え、虫が寄りにくくなる保管方法

 

●水気を徹底的にきる

 

生ゴミを保管する際は、一番に水気を切ることが重要です。
細菌やカビが繁殖する原因のほとんどが生ゴミに残った水分です。
そのため、まず第一に水分を切らなければいけません。
生ゴミの水気を切ること自体はすぐにできるので、こういったことから始めるのが重要です。

 

●三角コーナーをシンクに置かない

 

多くの家庭で三角コーナーをシンクに置いていると思いますが、水気を切るのであれば三角コーナーはシンクから離れた場所に置くのがポイントです。
水のかからないシンクの上に場所を変えたり、置く場所がない場合は三角コーナーを無くしてしまうのもひとつの方法です。

 

●冷蔵庫に入れる

 

冷蔵庫に空いているスペースがあれば、生ゴミを冷蔵庫に入れるのもひとつの方法です。
冷蔵庫の中に入れることで虫が寄って来ないのはもちろん、細菌やカビの繁殖も抑えてにおいを防ぐことができます。
ただ、生ゴミを冷蔵庫に入れるのは抵抗がある方もいるので、そのような方は夏の間だけ生ゴミ専用のスペースを設けたり、ゴミ袋に入れてから保管したりするように工夫してみてください。

 

●生ゴミ処理機を使う

 

最近では、室内に置けるようなおしゃれで機能的な生ゴミ処理機も出てきているので、一台購入しておくと夏場でも安心して保管することができます。
生ゴミ処理機を使えば、水気を取り乾燥までさせてくれるので、ほとんどにおいも発生させずに保管することができます。
また、乾燥させた生ゴミは肥料として使用できるので植物を育てている方などは、においや虫を抑えて肥料も作れるのでメリットばかりです。

まとめ

賃貸物件に住んでいると、生ゴミの問題は意外と重要です。
こまめにゴミ捨てをするのはもちろん、臭いや虫で困らないよう、さらには他の入居者の方へ迷惑を掛けないように、しっかりとした方法で管理するようにしてください。