【ご入居者様へ】地震が起こったときの対処法(エレベーター編)

こんにちは。業務推進課の浅井です。

 

5月5日の石川県能登半島での震度6強の地震を皮切りに、千葉県木更津市で震度5強、鹿児島、北海道では震度4と全国各地で地震が続いており、不安な日々を過ごしている方も多いのではないでしょうか。
新潟でも、またいつ何時大地震が起こってもおかしくありません。

 

以前ブログでは、”在宅時に地震が起こったときの対処法”をご紹介しましたが、今回は、“エレベーターに乗っている時に地震が起こったときの対処法”をご紹介します。

地震が起こったときの対処法(エレベーター編)

エレベーター内で地震が発生したらどうなる?

大きな揺れを感知した場合、エレベーターは緊急停止します。
比較的新しい機種では、最寄りの階に到着すると自動で扉が開き、避難できるように設計されていますが、揺れによって扉が歪んでしまったり最寄りの階に到着する前に再度大きな揺れがあったりすると、適切な場所で扉が開かなくなってしまいます。

エレベーターで地震を感じたときの対処法は?

 

1. すべての階のボタンを押す

 

緊急地震速報や地震の揺れを感じたら、すぐに全階のボタンを押し、最初に停止した階で降りましょう。

 

2. 非常ボタンで通報する

エレベーター内には非常用としてインターホンが設置されています。
もし閉じ込められてしまったら、無理やり扉を開けようとせず、インターホンで救助を要請しましょう。
インターホンがつながらない場合は、携帯電話を利用して管理会社、消防、警察へ連絡を取りましょう。

 

3. 停電しても慌てず待つ

地震発生時に停電するとエレベーター内が真っ暗になりますが、すぐに非常用の電気がつくので、パニックを起こさず落ち着いて救助を待ちましょう。

 

4. 大きな音を出す

非常ボタンや携帯電話などでも外部に連絡が取れない場合は、閉じ込められていることを外に知らせる必要があります。
固いもので音を響かせるようにたたくと外に聞こえやすくなります。
大声で助けを呼びたくなりそうですが、外に届きにくいだけでなく、体力を消耗するおそれもあるので注意が必要です。

まとめ

地震でエレベーターが止まった場合、同じように周辺一帯のエレベーターが止まっていると考えられます。
地震が起きたらエレベーターには乗らない、万が一閉じ込められてしまった場合は、閉じ込められていることを外部に知らせ、落ち着いて救助を待ちましょう。

 

※参考

地震でエレベーターに閉じ込められたら… タワマンでは新対策も | NHK | WEB特集 | 東日本大震災