【オーナー様へ】賃貸住宅もニューノーマル~物件選びも非対面・非接触~
こんにちは。業務推進課の貝津です。
6月に入り一気に気温が上がり、社内も夏仕様の制服へ衣替えとなりました。
昼夜で気温差もありますので、皆様体調には十分お気をつけください。
さて、コロナを機に進んだのは、借り手のニーズの『多様化』です。
以前ブログでもご紹介したステイホームを充実させた『コンセプト賃貸』のような広さやグレードを求める層もいれば、「非対面・非接触」といったコロナ対策をお部屋探しに求める方も増えてきています。
▶【オーナー様へ】新生活様式になり需要UPの「コンセプト賃貸」
そこで今回はその「非対面・非接触」をキーワードに『賃貸住宅に求められるもの』をご紹介いたします。
賃貸住宅もニューノーマル~物件選びも非対面・非接触~
専用スペース
水回り
タッチレス水栓
外出からの手洗い、お料理・・・菌を家に持ち込まない、広げないためにマストな設備
トイレ
蓋の開閉・洗浄すべてオート機能
タッチレスキー
モニター付きインターフォン設置
端末に触れることなく操作が可能。
コロナなどのウィルス感染リスクを抑えられる。
ドアの種類によって設置不可なものもあるため、事前に確認をしましょう。
共用スペース
宅配ボックス
宅配BOXの設置
既に設置されている物件でも、BOXの個数、サイズも世帯数等と合っているか確認しましょう。
デリバリーBOXも現在設置している所は少ないが、コロナ禍でデリバリーの利用が増え需要度はUP。
置き配対応
非対面で荷物を受け取れる置き配希望者が増。
宅配バックのニーズ拡大。玄関ドアノブに簡易的設置できるバッグ等がでている。
非接触自動検温器
非接触自動検温器を設置
人の出入りが多い共用部、建物入り口に非接触自動検温器を設置し、現在の入居者の不安を払拭し、新たなユーザーの印象UP。
ポイント
感染症対策は私達のライフスタイルに、かつてないほどの影響を与えています。
それに伴い、賃貸住宅に対する需要・要望も変化していきます。
実際に、2020年10月に実施した「不動産情報サイト利用者アンケート調査」では、不動産サイトで物件を探す際に必要だと思う情報の上位5位にトイレ、バス、居室、キッチンの写真がランクインしています。
この結果から、物件探しの主流に水回りも主流になっているのが見受けられ、その背景には新型コロナウィルスにより自宅で過ごす時間が増え始め、賃貸住宅においてもバスやトイレといった空間も快適に過ごすための重要ポイントになっていると思われます。
また、感染症対策としても水回りへの注目度が高まっています。
今後入居率UP・空室削減に向けた設備投資を行う際は、改めて『入居者様の目線』にたって検討が必要になります。
入居者の不安を少しでも取り除き、競合物件との差別化、入居率UPにつなげていきましょう。